遊ぶ理由
オルターが自らの次元から別の次元へと現れたとき(過去を胸に秘めたまま)、彼女が持っていたのはたった二つのものだった。次元を渡るヴォイド技術と、楽しみたいという欲望だ。彼女は最も贅沢な食べ物を盗み、危険な状況を通じて戦い方を学び、個人的な恩義のために奇妙な仕事を引き受けた。ただし、それがより有益だったり面白かったりするなら、依頼人を裏切ることにも躊躇はなかった。自分の行動の結果に直面する必要がないことは、彼女の道徳心や責任感を蝕んでいった。彼女は重要なこと、すなわち人生が決して退屈にならないようにすることに集中できた。オルターは完全な破滅の瀬戸際にある世界に惹かれた。すでに壊滅的な出来事が起きているか、自らが自ら終末を招くのを手伝うかに関わらず、彼女はそこで起こる大災害を見届けるためにそこにいた。結局のところ、そうした瞬間にだけ、人々はいつも被っている仮面を外し、彼女は彼らの本当の姿を見ることができたのだ。これらの世界終焉の出来事を見つけるのは運任せだった。時には探しているものを見つけ、また別の時にはすでに廃墟となった世界で本番を逃してしまうこともあった。しかし、そうした廃墟の世界のいくつかで、オルターは興味深い共通点に気づき始めた… これらの世界の多くは、何らかの偶然の出来事によって終わりを迎えたのではなく、同じ人物によって破壊されていたのだ。[編集済み]