遊ぶ理由
「え? 志穂ちゃんが死ぬかもしれないってどういうこと? ええ? 志穂ちゃんの頭がない?」 どうやら志穂ちゃんの首なし死体が瞑想室で見つかったらしい。殺人自体は珍しくない。何しろ学校には少なくとも一人は血に飢えた殺人者がいるのだから。人を殺すのは構わないが、首を切り落として隠すことは決して破ってはならないタブーとされている。なぜなら、そうされると復活できなくなるからだ。もし二日以内に彼女の頭が見つからなければ、彼女は本当に死んでしまう! 外界から隔絶された全寮制の学校で、不死の少女たちが暮らしている。彼女たちが大人になるまでの時間は、幼児に戻るまでの時間と同じであり、再び大人になるまで成長し、また幼児に戻る——そのサイクルを繰り返している。学校を卒業するための条件はただ一つ:外部から観察する者によって天才と認められること。その判定が下された瞬間、少女の卒業が認められ、彼女は学校から姿を消す。不死の少女たちの平和な学校生活は、ある殺人事件によって大きくかき乱されることになる。